web小説論・ファンタジー編、ていうか脳内ダダ漏れ覚え書き
いや、ファンタジー以外の予定はないですが。
さて。
ここ1ヶ月以上の間、DDOもCitWとFoT以外はほぼやらず、Firefoxのbuildも手を付けず、延々とweb小説のファンタジー系と呼ばれる物を読みあさってました。だいたい50本くらい? 物によっては午前4時くらいまでひたすら読み続けて次の日(?)はへろへろになってたこともあったけど、それはそれ。
基本的に人気のあるらしい物をpick upして読んでたんですが、まあ、人気のある分、読み物としては十分おもしろかったものがほとんど。外れかなぁ? と思ったのは1つくらい。この辺は趣味の範囲だから人によってはありなのかもね。
読んだ物の幾つかはすでに書籍化されているのもあるみたいですが、まあ...有りと言えば有りかな。お金を出してまで読みたい物だったか? といわれると、さすがにそこまでの物は無かったっすねぇ。たぶん、今の若い人(←だからおっさんって言われるんだよ! おっさんどころか爺ぃだよ!)はすんなり受け入れられるとは思うんだけど、自分には物足りない部分が結構あったもんで...。
読んでいて、一番気になったのが世界の構成の仕方。大半の作品がコンピューターゲームのような世界感を持ち込んでる所。レベルやステータスやらね。今のご時世、そういったほうが読者に受け入れやすいのはしょうが無いのかなぁ、とは思う。思うんだけど...。そもそもソレって、元々「ファンタジー」の中にあった概念をコンピューターゲームとして表現するために、扱いやすい形で落とし込むために発明された「手法の一つ」であって、それ自体はファンタジーとは無関係に成立するもんだよねぇ。
でも、今のご時世その「表現方法」ってのは「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが...」と同じくらい、「ファンタジー」の枕詞的に結びついていて、それこそその表現方法があれば、お約束事はOK! てなもんだよね。
物語の構成に関しては、ハヤカワFT文庫初期当たりにファンタジー系を読みあさってた自分としては、せめてル・グウィンの「夜の言葉」あたりを読んだ上で「物語」を構成していただけたらありがたいと思うわけで。さすがにタニス・リーとかマキリップとかのレベルは要求しませんよ?てかそこまで書けるのならそれこそ書籍でちゃんと買っちゃうしなぁ。ままならぬ。
文体は...これはもう趣味の領域もあるんで、正直ちゃんと日本語の体をなしてればいいかなぁ。最悪砕けまくっていても読めればいい、ぐらいで。
ちゃんとしてればそれに超したことは無いですが。ええ。別に某門倉さんレベルを求めてません。はい。ええ、ナニも新作を書けと言ってるわけではないですよ? ええ。久々にユルセルームの話が読みたいなー、とか言ってるわけではありませんよ? ...話がそれた。
いろいろ頭に浮かんだ物を適当に書き散らしてみたわけですが。とりあえずbookmarkに30個以上登録して、毎晩更新してるのはねっがぁ~、とみてまわってるくらいにははまってるわけで。昔だったら同人誌の即売会をまわって当たりか外れかわからんのを買ってきて宝くじの如く一気百憂(誤字に非ず)してたのに。今はwebで済んじゃうんだから楽だしお財布に易しいし。良い時代になった物じゃのう、ほっほっほ。
30年ぶりに何か書きたくなったけど、同時に黒歴史を思い出すので、30秒で封印したけどね!
ここ5年ぐらい、読書量がかなり少なくなった上に、読む物はノンフィクションがメインだったからなぁ。自分でもここまではまるとは思わなかった。最近は昔フィクションだった物が現実になってしまうことが多いし、しかもそれらに関するモロモロの出来事やら理論やらが面白くて、わざわざ「作り物」に手を出さなくてもいいってのがあったし。
だからこそなのかもねぇ。ファンタジー系はそれこそ10年くらいの単位で手をほとんど付けてなかったから、久々に新鮮味があったのかも。
とまあ、脳内の脈絡の無いことをダダ漏れするままに書き殴ってみたわけですが、とくに結論は無い!
俺は明日コーヒー豆とマカロンを買ってくるぞっ、ジョジョォ~!!!
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